農村JACK

自由と冒険のリアル農村RPG

『あの村』とかいうサービスが終わったようなので一言語ろうか

   

……あの村がやられたか」

「フフフ、所詮奴は村の中でも一番最弱……っ!」

『あの村』という事業があった

非日常クリエイターの堀元見、という男が始めたサービスだ。

DASH村みたいなことを、自由に主体的にやれる場所」というコンセプトらしい。

『あった』と過去形なのは、先日そのサービスがついに幕を閉じたから、だ。

ぼくは村作りビジネスをやめる。そう決断するにいたった全経緯と教訓について

いずれ、あの村は「週末、あの村へ行こう!」ではなく、都市伝説のようにこう語られることであろう……

「ああ、『あの村』ね……

と。

あの村について語る

最初に言っておくと、俺は現在の日本のこの状況において、『全てのチャレンジは否定されるべきではない』と思っているので、この事業を始めたことに関してどうこう言うつもりはないし、むしろ称えるべきだと思う。

ただ、『俺だから』。

……10年前からDASH村を見て村作り活動を始めた『俺だから』、言及できる部分があると思っているので、ここでは実際に村ビジネスを行っている俺だからこそ言える、今回のことについて書きたいと思う。

実務的な出来事に対してのノウハウに関してはまた次回として、今回は『彼自身』について語ろう。

非日常クリエイター堀元見

通称ホリケン。

彼とは、しばらく前のブロガーズフェスティバルで会った。なんとなくほなみんにノリで連れて行かれたこのイベントにおいて、暇でブラブラしてた時に出会ったのが彼だった。

彼はその時、『ブログを勝手に面白さで判定します』と言って四象限に分類する演し物をしていたので、農村JACKのブログのことを伝えると、「実は僕も村作りやってるんですよ!」とドーパミンドバドバの表情で語られたのが、後の『あの村』だった。

ちなみに、農村JACKブログの面白さは彼に『中の上』ぐらいと微妙な判定をされ、(なんだこの生意気な若造は……!?)と思ったことを覚えている。

しかしその後、彼のブログを読んでみたら、確かに(言うだけのことはあるな……!)という文章で、そこには彼の地頭の良さと才能を感じさせた。

『あの村』が始まる

そのため、『あの村』サービスがクラウドファンディングで始まった時には、背筋が薄ら寒くなったものだ。

「恐ろしい才能が村業界に現れたぞ……!」

そう戦慄したことを覚えている。

それが実際、資金を100万以上集めた時には、(これは上手く行くだろ……)と思ったものだった。

 

正直、嫉妬した。

ポッと出のなんだかよく分からない奴が、いきなり「村作りま〜す!」とか言って100人以上のサポーターを集め、三桁万円も集めたのだ。

俺の知り合いですらみんな、農村JACKには課金してくれないのに、あの村には課金する。何故だ!?何故なんだ……!?

10年前からこんなことをやり、クラウドファンディングも三回失敗している俺にとって、『あの村』の大成功は衝撃的で、同時に自分の力の無さを思い知らされることとなった。

放置される農村JACK

しかも憎らしいことに、ホリケンは『農村JACKには全く興味を示していなかった』のである。

確かにイケハヤランドやサイハテなどの村プロジェクトと比べ、農村JACKは対して知名度はないし、事業としても回っているわけではない。

だが、ああしてあの場で一度会ったと言うのに、全く何のコンタクトも無かったのは俺にとってはかなりの屈辱だった……。そしてそれは、今回の幕引きブログに関してもそうだ。

どこをどう探しても、農村JACKなどというチンケなプロジェクトのことなど、雑草一本ほどにも触れられていない。

「調子に乗るなよ、若造が……!!!」

老害ど真ん中の台詞を吐きたくなるぐらい、俺は思った。

 

……だがこの世界、結果が全てだ。

例えどんな方法を使って集めたユーザーや資金だったとしても、集まったのであればそれは正義なのだ。

 

だから言わせてもらえば。

俺から言わせてもらうならば。

……なんでお前みたいな才能ある奴が辞めちまうんだよ……!』

という一言に尽きる。

村作りというフロンティア

あの村撤退のブログを読んで俺が思ったこと。

それは、『奴の言い分が絶対的に正しい』と言うことだ。

これはきっと、

  • 事業として
  • 全くゆかりのない田舎に飛び込んで
  • 村作りをイチから行った

人間にしか分からないと思う。

 

だから奴に対しての文句は俺だから言える。逆に、俺以外の人間にはほとんど分からないだろう。

ブログに書かれていたその状況は手に取るように分かった。……なぜなら、俺にだって同じような時はあったからだ。

だからこそ。

だからこそ奴が失敗した理由は一つだけ。

 

それは……『辞めたこと』だ。

あの村が終わった理由

改善点を上げればキリがないだろう。きっと俺の方が奴の286倍は細かい部分までダメ出しができると思う。……正直、教訓と課題はあんなもんじゃない。挙げられていた部分を改善したからと言って、上手く行ったわけがない。まだ甘い。

……が、本質的な部分はそこじゃないのだろう。

 

ホリケンが『飽きた』理由は一つだけ。

それは、自然のことがそれほど好きじゃなかったことなんだと思う。

彼が重視している『あそび』は、『ヒトがいて初めて成り立つもの』だ。

……つまり、彼は『ヒトがいる都会が好き』だったのだ。

 

農村には、遊び相手など自然しか無い。

だから彼は、飽きたのだ。

……もしくは彼女とイチャイチャしたかったのだ。

 

そこが、俺と彼との決定的な違いだ。

しかし世間では、彼のように面白くて目立って飽きて辞めて自分の思い通りで自由に生きる人間の方が賞賛を浴びるのだろう。

あんなのは外野だから面白がれるだけで、関係者になったらはた迷惑極まりないぞ。

そんな風に言いたくなるが、ただの負け惜しみになるので黙っておこう。

 

……嘘だ。

できるものなら俺もバイアウトしたい。

クラファンでお金集めたいし、フォロワーたくさん欲しい。

 

だから俺は言いたい。言ってやりたい。

奴は所詮、村の中では最弱……

 

そうだ。

『俺の方がもっとうまくやれる……!』

 

 

 

きっとホリケンはもっと追い込んだ方がやる気も責任感も出るはずなので、みんなもっとボロクソに言ってやりましょう。

次回は、インフルエンサーたちが村だ村だ言ってるので、またミーハーな奴らが村作りに興味を示しているらしいから、村活動で気をつけること一覧でも書くかな。

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